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ストーリーズ・イン・シークレット

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5 セックスレスな女

 今までの男がヘタレだっただけかもしれないけど。あたしは勝利とスルまでの25年間、一度もイケなかった。正確には中で。
 外側はいじられれば何とかなったけど、それ以外は何だかなってのが本音で。正直、セックスなんて全然良くなかった。歴は5人。多くもなく少なくもなく平均なあたし。そしてこの前読んだ雑誌に書いてあったのは女の半分は中でイケないって事。納得した。
 今までそれなりに好きな男もいたから、肌合わせるのが気持ち良いってのはよく分る。でも、一番好いのはキスまでの道のりってヤツだ。その時まではドキドキできるからね。
 あたしは見た目が派手だから、つり上げる男も始めっからそのつもりのヤツが多くって、結局ときめきもすっ飛ばして最短ルート突っ走る事になる。別に躯目当ての男とつき合ってるつもりは無くったって、所詮男なんてヤリたい動物だから、しかたないっちゃぁ、しかたない。でもね、分かれ道ってのが有って。そのまんま、テキトーに好きな男に、“食わせときゃ”なんとななるか、みたいな感じで行くか、マジ好きな男にだけその時だけは“我慢してヤル”かって。つまり、惰性でつき合うか、本気オンリーで行くか。
 さっきも言ったけど、あたしはセックスが嫌いだ。っていうか、嫌いだった。男は出しゃいいけど、女はそうはいかない。簡単に気持ちよくなんかならないし、乗らないとむしろ痛い。それに演技している自分は疲れる。だから嫌いな事、無理してするんだったら、とことん我慢できる相手の方が良いかなって。だから後の方を選んだつもりのこの3年はマジ日照っていた。カンカン照りで、本当に仲のいい友達には
『砂漠女』
って呼ばれる位干上がってた。
 でも全てがタイミング。
 たまたま勝利が6人目の男になって、あたしは変わったんだと思う。
 だいたい自分のテクニックに自信の有る男は外れが多いって友達はこぼしていた。不細工な方が学んでるから以外といけるって。彼は不細工じゃない。ただ、真面目すぎ。多分あたし以前に寝た事のある子はみんな本命だったんだと思う。彼のえっちは尽くすえっちだ。それがあたしには効いた。大事にされるって最高だって思った。
 勝利は急がない。焦らない。あたしが濡れるまでじっと待っててくれる。彼が完全に中に入ってくるまで最低一回は感じさせてくれ。あたしに何かをさせる事は1つもなくて、そのくせやってあげる事は拒まない。
 彼には大阪本社時代の恋人がいるって噂で聞いていた。遠恋してるって。大阪と東京は近くない。たまに出張で月1ペースで戻ってる事も知っている。でも残りの28日はこっちだ。あたしは現地妻。寂しい彼がぬくもり欲しさに抱く女。勝利はあたしの向こうに彼女を見ているんだなって思う時がある。彼はあたしとしていて気持ち良さそうだけど、でも時々苦い顔をする。何だか現実戻って、何でこんな女抱いてるんだろう。そんな感じ。

 彼はヤリ友持つ様な男じゃない。きっと良心ってのが疼いてんだと思う。だからほんの少し悪い気もする。でも彼は淡白でも男じゃない。むしろ好き者。
 週末の安ホテルで3回は抜いてるから。そもそも休憩じゃない、お泊まりだ。あたし達はたっぷりと絡んで濃い時間を過ごす。

 躯をしならせ、腰をそらしながらあたしはいやらしいポーズで彼を挑発した。もう潤ってるから、頂戴って。躯を起こした彼と鏡越しに視線を合わせる。はっきりとは分からないけど、勝利はあたしに夢中だ。目を閉じ、つま先立ちになりながら彼を待つ。彼が膝を曲げる気配。
「んっ・・・・」
先っぽだけ。それ以上はくれない。あたしの前の壁めがけてこつんこつんって当たる所で彼は腰を落としている。それから前に回された指先があたしを掻き分けて・・・・。
「くうっ!」
あたしは奥歯をかんだ。彼はまっすぐ入っている訳じゃない。だから栓がされているのとは違うから。とぷりとぷりと隙間を伝っておつゆが溢れる。そのおつゆを擦り付けるみたいに彼の指だけが動いていた。
 初めてこれをされた時、バックで突かれるんだと思った。でも、そうじゃない。彼は先っぽだけであたしを焦らし、どうしようもないほど男が欲しいってとこまで嬲るんだ。
「奥、入れて。」
っておねだりしても
「根元まで付けてないから。」
そんな事言われ。入り口の所で微妙に感じる引っかかりがそれ以上入れたらヤバいってあたしに警告する。ゴムの先だけ中に残るなんて最低だから絶対に駄目駄目だよって。でもその残りの8センチがあたしは欲しい。でもここで動いちゃいけない。下手にお尻を勧めようものなら角度の変わった彼がこぼれ落ちてしまうから。
「意地悪!」
責めても
「動くなよ。」
なんて言われ、もう一度。浅い挿入と器用に動く右手の先。あたしの下半身はくちゅくちゅと泣きながらひくひくと動く。彼がいじるのはお豆ちゃんだけじゃない。二本の指先がVの字であたしの外側を撫でていく。彼のペニス脇を通って、前へ後ろへ。それからクリよりもう少し上、前の内壁の丁度外側を優しく円を掻く様に刺激し始める。ほんの少しのお肉を通し、その向こうには彼の肉塊。あたしはそれをじんじん感じながら我慢しなきゃいけない。
 勝利はあたしの躯を熟知していて。
「ひいっ!」
こんな時、おっぱいをもまれるとと弱い事もよく分ってる。乳首から中央まで一気に電撃が走って、あたしのあそこはびくびくと震え出す。
「だめぇ。」
それが好いって事、彼が知らないはず無くて。
「イケよ。」
そう言いながら指の力を強める。その裏側はGスポット。
「ぅふううっ・・・・!」
あたしは感じるのが怖くって、必死になって抵抗する。でも、抵抗して抗えば抗う事快感も強い事を知っていて。ぎりぎりまで
「だめっ!だめっ!」
って言い聞かせ、肉襞を振るわせた。
「ひいっ!!」
あたしの内側は弾け、その勢いで彼を押し出し、飛沫を上げる。びちゃびちゃと水の音。上半身支えている腕が振るえ、腰が抜けそうになりながら・・・・。ドロドロに融けたあたしの内側に彼の指が滑り込む。最後の仕上げって感じで。
「ほら。」
だらだらと垂れるあたし。膨れ上がったお豆ちゃん。さっきイッたのはG。それから・・・・。
「もう一回。」
彼はあたしの先っぽを刺激する。きっと赤く膨れ上がって、アコヤガイみたいなあそこ。1回中でイッていて感じやすくなってるあたしのあそこ。
「んんんっ!!」
あたしは息を殺し、下のお腹に力を入れた。もう、待つ事なんか出来なくて。こうすれば充血しているあそこにもっと力が入ってイキ易くなるって、あたしの躯は知っている。
 大きく仰け反りながらあたしは何かを叫んでいた。
 今度と言う今度は腰が落ち、諤々と震えながら冷たい床に水たまりを作った。
「あぁっぁぁ・・・・ああぁあっ。」
って自分でも分かんない音出しながら。
 パチンって音で、彼が今まで付けてたコンドームを外した、その事だけは分かった。



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Date:2009/03/16
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Thema:自作恋愛連載小説
Janre:小説・文学

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