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ストーリーズ・イン・シークレット

恋愛小説置いてます。

13 女

           性的な描写が多く含まれます。ご注意ください!


 指先から繰り出される僅かな刺激。
「んっ、んっ!」
彼があまりにも優しく動くから
「んっ!」
彼女の物欲しさは膨らんで。
「ほら、欲しかったら自分で動きなって言ってるだろ、姉さん」
付け入る言葉と知りつつも騙され
「んっんっ!」
真琴は他の男とシテいる時は一度もした事のない仕草で、蕩ける様に腰を揺すった。どろどろと渦巻く彼女の頭の中で、どうして自分がこんな風にイヤラシく腰を振る事を知っているのか、訳分からないよ、どうしてよと疑問が湧き上がったものの、そんな
“思考”
は打ち寄せる快感にあっという間にかき消され。滑らかな動きに合わせ、静かな部屋にクチャクチャと規則正しい水の音が響いた。その音は彼をも狂わせる。
「ほらな、気持ち良いだろう?」
まるで猫の様に喉をゴロゴロと鳴らしながら、司は指の第一関節をほんの少し曲げ手前の方まで引き抜くと
「俺の事、気にしないで。自分の気持ち良い所に当ててよ」
外に出ている親指を細い毛の茂みの一番下に当てぐりぐりと揉み込み、言っている言葉とはまるで違う行動で彼女を責めた。
「んっ!」
気持ち良い、その言葉が彼女の躯の隅々を駆け巡る。思わず体が反応し、大きく腰を振ってしまい、彼の指が外れそうになる。それを逃がすかとばかり、司の指先に力が込められた。
「ぐうっ……!」
小さな痙攣、予兆が湧き上がる。
「あっ、嫌っ、駄目っ!」
こんなに簡単にイク訳にはいかないって、彼女の頭の中で誰かが叫ぶ。
『恥ずかしい』
そして
『勿体ない』
彼の指が彼女を味わう様に、彼女もまた彼をしっかりと味わい尽くしたかった。
 そんな、動きを控え、その代わり締め付けをキツくした彼女を、司は
“無駄に恥じらっている”
と感じ、許さないと思った。
「素直になりなよ」
 女の感じる所、それはクリトリスに膣の前。特に足が少し持ち上がった正常位とか、下半身だけ捻らせて交わる
“松葉なんとか”
彼の今までの経験がそう教えてくれていた。だからそこを突きたくて
「片方の膝、曲げろよ」
有無を言わせぬ口調で命じた。
「イクまで終わらせないよ、マコ姉さん。だったらすっきり気持ち良くなろうぜ」
彼女が動き出すその前に、彼の手が膝の裏にかかり、そっと足を広げ、立てる。すると閉じていたはずの花びらが外に向かって大きく開き、中に溜められていた蜜が一気に溢れ出し、お尻の方までゆっくりと流れ出す。その生暖かい感触は、ゆっくりともう一つの穴の方まで辿り着き、朝露に濡れた蕾の様に濡れて光った。
 彼女の躯が完全に快楽に支配された瞬間だった。真琴は両手で口を押さえ
「ひぃ、ひぃ!」
声にならない嗚咽を漏らし顔を背け、下半身の大切な部分がぽんぽんと音を立て、弾けるのを感じながら腰を振っていた。
「ほらね。このまま、このまま。頑張ってよ」
服従を示す姉の躯に弟は満足を覚え、次の一手を繰り出す。
 指はペニスとは違う。思うままに角度を変え、自在に壁を舐め尽くし、女の奥がビクビクと反応する場所を逃さことなく突きまくる事が出来る。優しく、強く。甘く、そして痛い程。時にピアニシモ、時にフォルテシモ。小さかった火種は今や大きく膨れ上がり、業火は真琴を焼き尽くす。
「マコ姉さん、凄いよ」
男はうっとりとした声で彼女の傍らに肘を着く様に横になった。乱れていたシーツが彼の方に向かってぴんと張り、ベッドが沈む。背けていたはずの彼女の顔は、今や彼の腕の中にある。彼女の動きに合わせ、口を押さえている手の甲がコツンコツンと彼の顎に当たり、その触れ合いの度に真琴は鼻から小さく息を吸う。だから当然、彼女の中は、じっとりと汗ばんだ弟のフェロモンの様な生の体臭に埋め尽くされ、
「ふっ、あっ、あっ、あっ!!」
喘ぐ声の抑制が外れる。彼の手は今やローションを塗ったかの如くぬらぬらと光り、真琴は自分の内側から巻き起こる小さな痙攣を止めようとは思わなくなっていた。
「イッちゃって良いよ、姉さん。だってこの家には、俺達しかいないんだから」
ある意味彼も限界が近かった。早く姉にイッてもらわないと、彼自身が衝動を抑える事が出来なくなる、そう司の下半身は叫んでいた。
『俺も開放されたい』
と。
 しかしこれは
“ひとりえっち”
彼女には最後まで自分でシテもらう、それが鉄則だと彼は意味もなくそう信じ、彼女をイカせる方法に考えを巡らす。そして行きついたのは
「おっぱい」
彼女の両手に守られ、曝け出されるのを拒むその二つの揺れる果実。ブラウスのボタンは全て取れ、見るからにブラジャーも外されている、それなのに、中途半端に合わせられた隙間からは頂点は覗けず。
「おっぱい見せてよ、姉さん」
彼は姉の首の後ろからぐいっと手を回し、真琴をかき抱く様に引き寄せると、心臓の有る方向の布を躊躇う事なく引き抜いた。プルン。少し大き目だが形の良い乳房が揺れる。
「ほら、綺麗だ」
被い被さった司は上からその様子を眺める。しかしそれだけでは不十分だ。
「こうしないとね」
彼は左の手で彼女の左手を口元から引き剥がし、揺れるそのぬくもりの上にあてがった。
「ここも気持ち良いだろう? だったら自分で揉まないと。それとも俺に揉んで欲しい?」
まさか、本当は彼に揉んで欲しいなんて。ここまでの屈辱を受けてもなお、彼女は抵抗し、同時に全てを投げ出し屈従する。
「あっ、あぁぁぁ」
右手の中指をまるで猿ぐつわでもあるかの様に唇にくわえ、真琴は自分のおっぱいを掌で包みこんでいた。
「それが良いの? マコ姉さん」
捏ねられる肉の塊、形を変える乳房。でもまだまだ足りない事を男は熟知している。
「もっと感じる様にやってよ、ね。い・つ・もしているようにさぁ」
なにしろ彼は全て見ていたのだ。一人で自らの彼女を慰めている彼女は、その先端をつまんでは弾き、その度にはしたない声で男の名を呼んでいた。こんな生易しい愛撫より、もっと激しい愛撫が彼女のお気に入りだと弟は見抜いていたのだ。だから
「ここ、シて」
そっと唇をすぼめ、ピンクの先端に息を吹きかける。反り返る女の躯、うめき声。ぎゅっと締まる花園に、ひくひくと蠢く肉の壁。
「そうそう、そんな感じ」
理性を失った女は、綺麗にネイルの施された指先で乳首を摘み、弟に向かって女の全てを見せつけるがごとく全てをくねらせた。



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Date:2010/01/22
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Comment:1
Thema:恋愛:エロス:官能小説
Janre:小説・文学

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